「座り姿勢」と「立ち姿勢」どっちが楽ですか?
人それぞれだと思いますが、
圧倒的に多いのは「立ち姿勢」が楽という意見です。
式にすると、
座り姿勢 < 立ち姿勢 < 歩く
という順番です。
体の仕組みを考えるとこの式も理にかなっているのです。
歩いていると体は動的バランスを取ります。動的バランスとは、簡単にいうと体を動かして重心を移動させ、体にかかる負荷を分散している状態です。負荷が体に溜まらないので当然体は楽ですね。
座り姿勢と立ち姿勢は静的バランスを取ります。静的バランスとは、簡単にいうと体と地面が密着している部位を支点に体に負荷をかけながらバランスを取っている状態です。しかし、座りと立ちでは負荷の逃がし方が違います。
立ち姿勢は足裏を支点にして、骨盤を微妙に動かして負荷を分散しています。座り姿勢は坐骨を支点にしているため骨盤がロックされた状態になり負荷を分散できません。
なので、体にかかる負荷は座り姿勢が一番大きいのです!
座り姿勢が続くと腰痛、猫背、肩こり、首こりが出てくるあなたは、まめに立ち上がって静的バランスから動的バランスに切り替えることを心がけて下さい。体にかかる重力という負荷をできるだけ分散して疲労を溜め込まないようにしましょう!
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